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ALSの看護の勉強会
海老名市にあるオアシス湘南病院にて、「筋委縮性側索硬化症(以下ALS)の看護」というテーマで勉強会の講師を行いました。
オアシス湘南病院では、今後、ALSなどの神経難病の患者さんや、NPPV(非侵襲的陽圧換気法:マスク式の人工呼吸器)を使用している患者さんのレスパイト目的の入院を受けていくための準備を進められており、今回は療養通所マザーや訪問看護そよかぜでの看護の実際についてお話をする機会を頂きました。
茅ヶ崎市では、人工呼吸器を装着しているなどの重度の医療ケアのある方や、ターミナルなどの状態が不安定な方の利用できるショートステイ先はかなり限られており、近隣の市町村で受け入れ可能な病院や施設が増えて行くのはとても有難いことです。
在宅側としては、ALSの患者さんなどは、病状が進行する前のコミュニケーションが十分に取れる段階で、レスパイト目的の入院を定期的に行い、病院スタッフとの関係を構築していけるように、その必要性を患者さんにいかに伝えていけるかが支援のポイントになってくると思います。
病院と在宅のスタッフがうまく丸い円を描くように、包括的に患者さんを支えていきたい、そんな思いも院長先生からお聞きし、今後、連携を図りながらより良いケアにつなげていきたいと感じました。
すてきなお花まで頂き、ありがとうございました!