COMPANY

会社方針

CONCEPT
コンセプト

「つながる絆」

どんなに重い病気や障害がある方も、そのご家族も、誰かとつながれる。ご本人もご家族も安心して過ごしていただける 人・場所を目指します。

「もっと輝く命」

心まで病気にならないように、ほっと安らげ、元気を引き出し、生活に彩を添えられる 人・場所を目指します。

「自分らしく生きていく勇気」

お母さんの胸に抱かれているような安心感があり、一人一人がその人らしくいられるように、大切にされ、勇気がわいてくるように みんなで支えあえる、人・場所を目指します。

代表者メッセージ
代表者メッセージ

弊社は2012年に創業し、10年が経過しました。これまでたくさんのご利用者様にご利用いただき、地域の皆様から沢山のご支援をいただいてまいりました。節目であるこの機会にホームページをリニューアルさせていただくことになりました。
マザー湘南を立ち上げる5年ほど前、市内の他の訪問看護ステーションで勤務していた私は、2人の患者さんとそのご家族に出会いました。一人は1歳のりんちゃんという男の子、そしてもう一人はゆきおさん、という働き盛りでALSを患った40代の男性です。このお二人は、医療ケアの必要な方だったために、子供同士の交流ができないでいたり、安心して通える場所がなく、本人が社会と交流できなくなっただけでなく、介護者が危機的状況に直面し、社会的な孤立感を感じていらっしゃいました。特にお二人の方との出会いから、私たちは強いミッションを与えられ、会社を立ち上げる決断をしました。そして、ずっと応援されながら今の私たちがあると思っています。
ご利用者やそのご家族も、普通に社会とのつながりを持ち、生活に楽しみを持ちながら、生活してほしいです。そして、地域の中で行き場のない人がいないよう、地域に貢献していくことでマザー湘南のスタッフも生き生きと働けて成長できることを願っています。
既成の枠にとらわれず、みんなで良いと思うことを提案し実行できる。職員にとってもやりがいを感じ、互いに成長しあえる会社にしていきたいと思っています。

会社概要

会社情報

会社名 株式会社マザー湘南
設立 2012年1月11日
所在地 〒253-0064 神奈川県茅ヶ崎市柳島1-9-8
代表者 塚田 桂子
事業内容
  • 療養通所介護
  • 訪問看護
  • 児童発達支援事業
  • 放課後等デイサービス事業
  • 居宅介護支援
  • 自主事業

会社沿革

2012年1月11日 (株)マザー湘南 設立
2012年4月1日 茅ヶ崎市南湖5-10-6にてサービス開始
2013年9月30日 茅ヶ崎市柳島1-9-8に新事業所を開設・移転、サービス開始
スタッフ紹介
木村
保育士 (2012年入社)

木村

仕事の内容を教えてください
にじで出会った子供達が“苦手“を軽減し“出来る事“を増やせるように、年間行事を一緒に楽しみながら成長を見守っています。
愛情をいっぱい受けている子供は自分を大切にし、強くて優しい心が育ちます。
にじで出会った子供達に溢れるほどの愛情を注いでいます。
そして私達スタッフは子供達に日々沢山の笑顔と幸せをもらっています。
井坂
看護師 (2012年入社)

井坂

マザー湘南で10年勤務した今、伝えたいことは、どんなことですか?
私は、結婚を機に暫くの期間を医療現場からは離れていましたが、子供3人の子育てが一段落した折に、地元で勤務して地域支援の担い手になれればと、未熟ながら訪問看護に携わることとなりました。『介護保険法の目的は、夫婦の世代で介護が完結し、次世代に大きく負担のないように念頭に置いて支援を!』という心に響く話を聞き、また、塚田社長からは、『貴女の高齢者との同居経験、家族を介護した経験を活かして欲しい』と背中を押して貰ったことで、本格的にマザー湘南に席を置き、常勤として訪問看護師のスタートとなりました。開設から10年、訪問看護、療養通所での様々なご家庭との出会い(回復や成長の喜びもあり、哀しいお別れもあり)喜怒哀楽を共にし日々が学びとなっています。看護上の悩みは、チーム全体で解決の方針で安心感があります。今日も皆様の大切な人生に関わらせて頂き、看護修行の毎日です。
清原
看護師 (2016年入社)

清原

マザー湘南で働こうと思った理由を教えてください
理由1:病院勤務時代は小児から高齢者まで幅広い年齢の患者さんの看護をする科で働いていました。入退院を繰り返しながらも成長発達も共に見させて頂いてきた子供達もいました。呼吸器・気管切開・吸引・注入様々な医療ケアを必要としている子が多く、内服・栄養剤の注入が朝から夜まで普段から2時間毎の子もおり、このケア量を自宅でご家族だけで365日やっているんだと気づいた時、兄弟児もいるなかでお母さん達はいつ休んでいるんだろう?と疑問に思いました。子供達が長い時間を過ごす在宅の場へでて少しでもお母さん達の手助けがしたいと思うようになりました。また、残念ながら他界するお子さんをお見送りすることもあり、限られた短い人生となり得る子たちに少しでも多くの経験をできるお手伝いができたらと思い、在宅の現場へ足を踏み入れました。

理由2:病院勤務の際、患者さんのなかには、命の危機にさらされ、不安と恐怖、絶望…様々な思いを抱えている方もおり、じっくり患者さんの思いと向き合いたいと思っても、他業務に追われ、時間がなかなかとれず、患者さんにとっては人生が掛かっている事なのにタイムリーに介入しにくい状況に非常にジレンマを感じていました。また、入院が長期間となると、家に帰りたいという患者さんが多いものの、その願い叶わずの方も少なくなく、どうしたらその人らしく最期のときを迎えられるのだろうかと考えるようになりました。患者さんとじっくり向き合うことができる現場に行きたいと思い、その応えは在宅の現場でした。決められた訪問時間は、一人の患者・家族とだけの時間として関わる事ができるという訪看の現場は看護師にとって贅沢な現場だとずっと変わらず実感しながら、携わらせて頂いています。

おまけ:病院を辞めるとき、「自宅に帰ってきたときに自宅のお風呂に入れてあげれるように在宅の現場で修行をするために先に病院を卒業するね。待ってるよ。」と約束した子がいました。しかし、その約束は叶わずでした。最後のお別れをしに行ったとき、学校での様子の写真を見せてもらい、知らないその子の表情ばかりがあり、こんなにいろんな表情があったんだと衝撃でした。そして私はその子の何を見ていたんだろうと非常に後悔しました。病院での姿は非日常の姿であったことに改めて気づかされました。日常を支えたい、一人一人の反応・表情をみのがさないぞ!と思いながら、病院での患者さん・現在の現場での利用者さん双方に出会えたことに感謝しつつ在宅看護を日々修行しています。