INTERVIEW

私たちの仕事と想い

マザー湘南スタッフのひとことインタビュー
本多
理学療法士 (2019年入社)

本多

マザー湘南を選んだきっかけはなんですか?
私がマザー湘南に入職したきっかけは既に働いていたスタッフの方の紹介でした。
私自身ブランクも長く、現場への不安もありましたがとても明るい職場で周りのスタッフの方々に支えていただきながら毎日楽しく働かせていただいています。
切通
介護士/児童指導員 (2018年入社)

切通

これからマザー湘南で、やってみたいことはありますか?
私が入職してあっという間に4年目となります。日々ご利用者様とご一緒させて頂いていると、「どうしたらいいのだろう」と、考える事も多くあります。そんな時、ふとした出来事に皆様と大笑いして和むと温かな職場だなと感じます。
これからやってみたい事のテーマを頂いて、18歳以上の方々が利用できる通所事業です。
そこではご家族、ご近所の方、お子様もひと休みできて、その輪が広がり色々な枠を越え共に話せて分かち合える広場になれたら素敵だなと思います。
小田嶋
ケアマネジャー (2014年入社)

小田嶋

マザー湘南で働いていて、よかったと思うことはありますか?
この8年間で貴重な経験を沢山できたことです。主治医や各支援者、関係機関との連携、ワンチームとなって支援する大切さを学びました。訪問看護併設で在宅での看取りケースを多く経験できたのもマザーならではと思います。
また入社した当時、3人の子供達はまだ小学生でした。学校行事や体調不良等で休むことがありましたが、子育ての先輩も多く理解ある職場で、ここまで続けることができました。
井坂
看護師 (2012年入社)

井坂

マザー湘南で10年勤務した今、伝えたいことは、どんなことですか?
私は、結婚を機に暫くの期間を医療現場からは離れていましたが、子供3人の子育てが一段落した折に、地元で勤務して地域支援の担い手になれればと、未熟ながら訪問看護に携わることとなりました。『介護保険法の目的は、夫婦の世代で介護が完結し、次世代に大きく負担のないように念頭に置いて支援を!』という心に響く話を聞き、また、塚田社長からは、『貴女の高齢者との同居経験、家族を介護した経験を活かして欲しい』と背中を押して貰ったことで、本格的にマザー湘南に席を置き、常勤として訪問看護師のスタートとなりました。開設から10年、訪問看護、療養通所での様々なご家庭との出会い(回復や成長の喜びもあり、哀しいお別れもあり)喜怒哀楽を共にし日々が学びとなっています。看護上の悩みは、チーム全体で解決の方針で安心感があります。今日も皆様の大切な人生に関わらせて頂き、看護修行の毎日です。
後藤
作業療法士 (2022年入社)

後藤

マザー湘南の魅力ってどんなところですか?
私がマザー湘南に入職して一番感じたのは「安心感」です。それは、スタッフ1人1人が思いやりを持って、丁寧なコミュニケーションを大事にしているから感じられるのだと思います。地域での訪問看護・通所リハビリテーションでは、対象者の生活に寄り添った関わりが重要になりますが、その実践のためには多職種連携がとても大切です。マザー湘南では、難しい事例でも看護師・ケアマネージャー・介護福祉士・保育士などの職種の壁を越えてスタッフ皆で話し合い、相談できる環境があり、とても安心して仕事をすることができます。またOTとして経験できる領域も、小児期から、高齢期、終末期や神経難病まで幅広く経験することができます。研修会も多職種合同で行なうことも多くとても勉強になります。研修支援制度があるところも魅力の一つです。
塚田
看護師 (2021年入社)

塚田

マザー湘南で働くことのやりがいってどんなことですか?
訪問看護を始め、利用者さんとじっくり一対一で関わるようになり、その分「ありがとう」と言われる機会が増えました。その人に必要とされていると感じ、自分の働きでその人の生活を良い方向へ変えていけるのは大きなやりがいです。
 訪問看護は決められた時間内で看護ケアを行う必要があります。しかし、ここでの働き方は、余裕のあるスケジュールで、自分の考え、やりたいケアを実践しやすく、報告連絡相談がしやすい、臨機応変に動きやすい職場だと思います。自分らしい看護を行えて、それによって利用者さんの人生を支えることができるというのは、マザー湘南だからこそのやりがいだと思います。
清原
看護師 (2016年入社)

清原

マザー湘南で働こうと思った理由を教えてください
理由1:病院勤務時代は小児から高齢者まで幅広い年齢の患者さんの看護をする科で働いていました。入退院を繰り返しながらも成長発達も共に見させて頂いてきた子供達もいました。呼吸器・気管切開・吸引・注入様々な医療ケアを必要としている子が多く、内服・栄養剤の注入が朝から夜まで普段から2時間毎の子もおり、このケア量を自宅でご家族だけで365日やっているんだと気づいた時、兄弟児もいるなかでお母さん達はいつ休んでいるんだろう?と疑問に思いました。子供達が長い時間を過ごす在宅の場へでて少しでもお母さん達の手助けがしたいと思うようになりました。また、残念ながら他界するお子さんをお見送りすることもあり、限られた短い人生となり得る子たちに少しでも多くの経験をできるお手伝いができたらと思い、在宅の現場へ足を踏み入れました。

理由2:病院勤務の際、患者さんのなかには、命の危機にさらされ、不安と恐怖、絶望…様々な思いを抱えている方もおり、じっくり患者さんの思いと向き合いたいと思っても、他業務に追われ、時間がなかなかとれず、患者さんにとっては人生が掛かっている事なのにタイムリーに介入しにくい状況に非常にジレンマを感じていました。また、入院が長期間となると、家に帰りたいという患者さんが多いものの、その願い叶わずの方も少なくなく、どうしたらその人らしく最期のときを迎えられるのだろうかと考えるようになりました。患者さんとじっくり向き合うことができる現場に行きたいと思い、その応えは在宅の現場でした。決められた訪問時間は、一人の患者・家族とだけの時間として関わる事ができるという訪看の現場は看護師にとって贅沢な現場だとずっと変わらず実感しながら、携わらせて頂いています。

おまけ:病院を辞めるとき、「自宅に帰ってきたときに自宅のお風呂に入れてあげれるように在宅の現場で修行をするために先に病院を卒業するね。待ってるよ。」と約束した子がいました。しかし、その約束は叶わずでした。最後のお別れをしに行ったとき、学校での様子の写真を見せてもらい、知らないその子の表情ばかりがあり、こんなにいろんな表情があったんだと衝撃でした。そして私はその子の何を見ていたんだろうと非常に後悔しました。病院での姿は非日常の姿であったことに改めて気づかされました。日常を支えたい、一人一人の反応・表情をみのがさないぞ!と思いながら、病院での患者さん・現在の現場での利用者さん双方に出会えたことに感謝しつつ在宅看護を日々修行しています。
木村
保育士 (2012年入社)

木村

仕事の内容を教えてください
にじで出会った子供達が“苦手“を軽減し“出来る事“を増やせるように、年間行事を一緒に楽しみながら成長を見守っています。
愛情をいっぱい受けている子供は自分を大切にし、強くて優しい心が育ちます。
にじで出会った子供達に溢れるほどの愛情を注いでいます。
そして私達スタッフは子供達に日々沢山の笑顔と幸せをもらっています。
永堀
看護師 (2013年入社)

永堀

仕事でのやりがいはなんですか?
マザー湘南に勤務して9年目になるなんて…時間が過ぎていくのは早いなと感じます。私は小児看護の経験が無くにじに勤務していいものか、かなり躊躇しながらの始まりでした。最初の3か月は新人看護師のように初々しく緊張しながら過ごしていたことを思い出します。
にじは未就学児から18歳までの子供たちの成長を保護者とともに見守っていく場所だと思います。毎日毎日成長していく子供たちのほんのわずかな変化を見つけるたびに感動しています。にじの中は子供たちとの言葉ではないコミュニケーション(non-verbalcommunication)で溢れています。たくさんの表現方法を使って子供たちはお喋りをしてくれています、「こっちに来て!あっち向きたい!お腹すいた!この歌イヤだ!○○ちゃんの事見てあげて!等々…」こちらが受け取れないと𠮟られてしまうことも多々あり…また私達介護者自身が辛い時など体温を通して労ってくれます。子供たちの成長は身体だけではなく、他者への思いやりなど心も成長しているんだと実感します。にじはいつも賑やかです、スタッフ自身がたくさんの言葉を発することで子供たちの思いを言語化し伝え、それが伝わりコミュニケーションの楽しさを感じています。
スタッフも子供たちとともに成長している、ここにいると年齢を忘れてしまう!子供たちと一緒に成長できるような…そんな魔法にかかってしまいそうなにじが大好き!です。