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ドキュメンタリー映画 『僕のうしろに道はできる』
11/23(土)に、相模原までドキュメンタリー映画を観に行ってきました。
イベントの詳細は、こちら!主催は、きらきら☆たねまきの会という団体です。
このイベントでは、ドキュメンタリー映画『僕のうしろに道はできる』を鑑賞後、
柴田 保之先生&たけちゃん講演会 でした。
たけちゃんは、生まれつきの重いハンディキャップを持ちながら、
地域で当たり前に生活できることを、家族と共に目指す小学3年生の男の子。
柴田先生は、専門は重度重複障がい児の教育。
これまで言語獲得以前の発達段階にあるとされてきた重度障がい児・者にも
豊かな言葉の世界があることに気づかされ、
そのコミュニケーションの方法を研究中の國學院大学の先生です。
たけちゃんは、実は講演会の前に学校で倒れ心肺停止となり、
入院となってしまったため、講演会は、れのあちゃんという、
極小未熟児で生まれ、小児マヒと診断された重度障害を持つ女の子が来てくれました。
どんな重度の障害のある人でも、ちゃんと言葉を持っており、
想いを伝えることができる!とても素敵ない体験でした。
また、ドキュメンタリー映画もとてもよかったです。
以下、私のFacebookからの引用です。
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その日はたまたま、ハンカチ1枚しか持参しておらず、
またコートのぽっけに入れていたので、途中涙だらだらでした。。。
ティッシュでふきふきしながら見ました。
この物語は、宮ぷーこと、宮田俊也さんのお話です。
倒れる前は養護学校の先生だったそうです。とても身近な感じです。
宮ぷーは、ある日突然、脳幹出血で倒れてしまいました。
意識も一生戻らず、体も四肢麻痺のままといわれたそうです。
出血が広範囲過ぎて、3時間くらいの命といわれていた彼が、
かっこちゃんの献身的なサポートを受けて回復していく過程が見れます。
医療現場にいたときには、想像がつかない、宮ぷーの回復力です。
こうやって映画で見ると一瞬のような感じですが、
毎日ものすごく大変なことや思いがあったんだろうと思います。
また、実際に看護学生と在宅看護技術のコミュニケーションの演習の際、
文字盤で演習したり、レッツチャットとかボタンの紹介、
こんな時に使うんだよ~なんて説明していましたが、
実際に宮ぷーも使っていて、こうやって使うんだな~って、実際が分かりました。
今、監督はその後の宮ぷーのショートムービーとっているとのことで、
来年5月、ぜひ観に行きたいです。
意識障害があるとか、重い障害があって話ができないとかじゃなくて、
きっとその人、子どもそれぞれに言葉をもっていると思います。
どうやったら、その言葉を聞けるのか、サポートしながら考えたいと思います。
そして、柴田先生ににじに来てもらったり、
宮ぷーのドキュメンタリー映画も、上映できたらなと思います。(夢!)